Arch LinuxにMozcを導入してみた

「おんな」を「オンな」に、「しぶや」を「支部や」に変換するくせに、らきすた」を「らき☆すたに変換する我が家のスーパーファンキー辞書Anthy (デフォルトですよ!) からとうとう卒業することといたしました。
非常に楽しませていただいていたのですが、さすがに不便ということで…。
後継は栄えあるMozcです。
では早速導入手順を。
まずは

$ sudo yaourt -S mozc

にてMozcを入れましょう。コンパイルやらで割と待たされます。

えーと、これがですね、
原因はよく分からないのですが、よくコケたりするようです。対処方法としては、↑のyaourtをするといつの間にかインストールできるという謎の技があります…。

無事インストールできたら ~/.xinitrc を編集してibusを起動するようにしましょう。
ウィンドウマネージャの起動よりも前に (もしかしたら後ろでもいいかも)

export GTK_IM_MODULE="ibus"
export QT_IM_MODULE="ibus"
export XMODIFIERS=@im=ibus
ibus-daemon --xim -d &

と、入れます。
自分の場合、もともとibusではなくscimを使っていたので、その起動と環境変数設定をしている行は削除しました。
で、再ログイン。
続いてibusでMozcを使えるようにします。

$ ibus-setup

として、後はGUIでの設定をしました。
「インプットメソッド」タブの「インプットメソッドの選択」から「日本語」、「Mozc」と選択します。
もしここで「日本語」なり「Mozc」なりが出てこないようなら、最初のyaourtでibus-mozcがインストールされていない可能性があるので疑ってかかった方がよいでしょう (その場合は再びyaourtです)。
これで基本的には完了です。
ただ、Ctrl + Spaceがデフォルトでibusの入力メソッド切換に割り当てられているので、ibus-setupのGUIからこれを削除し、Ctrl + \ 等を割り当てておいた方がemacsユーザとしては幸せです。